フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記 -5ページ目

インターン生が起業

大学生時代にレアジョブでインターンしていたK君から, 連絡が来た。

 

「加藤さんにはいずれ報告したいと思っていたのですが2年働いた(某大手企業)を今月で辞めることになりました。以前のメッセージに残ってるヤフオクやAmazonでの販売がうまくいきはじめたため、しばらく個人事業主として資金集めをして、資金たまったらいずれは会社を興したいと思っています。加藤さんは経営者として大先輩ですので今後ご指導、ご鞭撻頂くこともあるかもしれませんがよろしくお願いします!!」

 

是非ご飯を食べようと誘った。

そして先ほどお昼を食べてきた。

いろいろと面白かった。

 

・「ヤフオクで商売したら」というアドバイスを大学時代に一度やってみたが挫折。

・社会人になって再度始めたら、うまくいった。

・店頭でならんでいる商品の中で、ネットでなら高い金額がつく商品がある
(それが何かはここでは書きません)

・それを買い、ネットで売る。

・今の会社の給料ほどは稼げてはいないが、本腰を入れてやってみたい
・まずは実家に帰ろうと思う。実家のあたりだと、そのヤフオクの商売の買い出しの部分の競争倍率が低そう。

・しかしヤフオクの事業はいずれ卒業はしたい。スケールしない。一人でやるならともかく、人を採用してやってもらうには不向き。

・海外旅行が好きなのでゲストハウスとか、あとは小林りんさんみたいに学校を作るとか、やってみたい。

・でもその前に、日本一周しながら、商品買っては売り・・・というのをやってみたい

彼の実家はいい波が立つ地域のひとつなので、
・長期滞在型のサーフィンスクールリゾートをやるといいのではないか?
と思いつきで適当なアドバイスをしてみた。

しかし、うれしいな。

一歩一歩、起業家としてのキャリアを歩んでくれている。

レアジョブでのインターンが彼の確かな財産になっている。

本気塾、卒業式

レアジョブ英会話 本気塾の第1期生が、今日卒塾式を迎えた。

僕は後ろの方でちょこっと聞いていたのだけれど、

そこで印象に残った言葉をメモ。

 

「レアジョブを長年続けていて、英語力の伸びがとまったように感じ、止めようと思っていた矢先にこの本気塾のお知らせが来た」

「レアジョブ、初めては続かずに1ヶ月くらいでやめ、それでもまたやってみて・・・というのを何回も繰り返した。その自分でさえも毎日2回レッスンを受ける習慣が身についた」

「毎日3時間の宿題。最初2週間は本当につらかった」

「朝レアジョブ、通勤中に音読、昼ごはん後と夜にエッセイ。やればできた」

「マラソンでいうとランナーズ・ハイ」

「人生で一番ストイックな時間を過ごした」

「大人になってからもこんな気持ちになるなんて」

「本気塾、いい名前。」

「無事、英語の土曜教員(代用教員?)の英語面接を突破した」

「来年度にスペインにいく」

「アメリカ出張の機会が増えそう」

 

お客様の人生を変えられたという実感が得られる、教育事業者冥利につきる瞬間だった。

初代塾長の嬉野さん、副社長藤田をはじめとするスタッフの皆さん、そして何よりも努力された塾生の皆さん、どうもありがとうございました。

 

フィリピンでの日本人インターン、3名募集。

フィリピンでの日本人インターン、3名募集します。
上場企業の創業者会長のそばで働けるチャンスです。

 

以下、具体的に説明します。

 

インターンの目的
・ビジネスレベルの英語力と異文化対応能力を持ち、日本・フィリピンの架け橋となれる人材を育成します。
・同時に、自分は将来何がやりたいか、大学や大学院で何を本気で学ぶべきか、明確な人を増やします。

(インターン生とフィリピン人従業員の交流の例)

 

インターン受入企業について
・株式会社レアジョブの100%子会社、RareJob Philippines, Inc.で受け入れます。
・株式会社レアジョブは2007年創業のベンチャー企業です。フィリピンにいるフィリピン人がインターネットを通して、日本にいる日本人に英会話を教える事業を展開し、2014年に東証マザーズに上場。(証券コード6096)
・グループで、日本に正社員70名、フィリピンに正社員180名、そしてフィリピン人講師4000人を抱えます。
・創業者会長である加藤は、大学時代に1年間休学しベンチャー企業で働きました。それを原体験として、27歳のときに起業してつくった会社がこのレアジョブです。そのため、長期インターンを過去数十名受け入れてきた実績があります。

・フィリピン人正社員は、現地最難関のフィリピン大学の卒業生を始め、非常に優秀なフィリピン人たちです。彼ら・彼女らともまれることで、人間的な成長を期待します。

 

応募資格:
・大学生または大学院生限定とさせていただきます。
・大学を休学するなど、1年間来てくれることが前提です。(期間の多少の変更は可能)
・未成年者は親権者の同意があれば歓迎します。
(加藤は個人的には、高校卒業直後・大学入学直前での休学が、大学での学びや交友関係を充実するうえで一番効率がよいと考えています)
・英語力は、レアジョブレベル4/CEFR-JのA2.1程度が最低限必要です。これは、海外旅行でレストランでオーダーしたり電車やタクシーに乗れる程度です。大学入試で英語が苦手ではなかった程度の人が、レアジョブ英会話を2-3ヶ月やれば到達する水準とも言えます。
・一定の論理力、異文化への興味、そして何よりも熱い成長欲求を重視します。

 

 

(インターン生とフィリピン人従業員の交流の例)

 

業務内容:
・フィリピン人管理職の下で、フィリピン人とともに働きます。
・募集職種1 品質管理部門 (講師育成、教材作成、レッスン監査等) (比較的高い英語力が必要)
・募集職種2 講師マネジメント部門 (講師獲得・モチベート、日本側のお客様サポートとの連携等)
・募集職種3 エンジニア・デザイナ部門(簡単なウェブサービスまたはアプリならばつくれる程度の技術力は必要) 
・募集職種4 経営企画室 (会長秘書業務、他部署問題解決、新規事業調査等) (比較的高い英語力と論理的思考力が必要)
・業務経験不問ですが、強い成長欲求とコミットメントは求めます。
・フィリピン人正社員と同様に、目標設定・評価を行う予定です。
・フィリピンにいる日本人スタッフからのメンタリングは週に1回あります (創業者会長の加藤を始め、執行役員、日本人Mgrなど)
・その他、必要なことは日本と現地の人事部門がサポートします。



(インターン生とフィリピン人従業員の交流の例)



待遇:
・日比往復航空券は1回に限り無償で支給します。JetstarなどLCCを予定しています。
・住居は、フィリピン人従業員向けの寮、または同水準の住居施設に無償で居住できます。(男女別です)
・昼食は、フィリピン人従業員に出しているものと同じものを無償で提供します。
・フィリピン人従業員または講師による、1日2時間程度の英語研修も無償で提供可能です。
・報酬は、フィリピン人従業員と同様の、月額15,000ペソ(日本円で3-4万円)を開始時点給与とします。
・エンジニア職種の場合は実力次第で、フィリピン水準に基づき、報酬増額も可。
・なお現地では、フィリピン法に基づくことになります。日本のいわゆる有償・無償のインターンではなく、レアジョブ・フィリピンの従業員として働いていただく形になります。
・労働に必要なビザも取得することになります。観光ビザで入国後、特別労働許可(SWP)に切り替え、さらに労働ビザに切り替えるということを想定しています。
・海外旅行保険が必要な場合は自費負担となります。また、勤務時間外の安全については、会社支給住居にいる間を含め、フィリピン人従業員と同様、会社責任ではなく自己責任とします。
・単純にお金という面では、日本で働いた方が貯金はできます。経験を買いたい、という方の応募をお待ちしています。

 

 

(インターン生とフィリピン人従業員の交流の例)

 


選考:
・3名を上限として受け入れます。 (欠員が出次第、通年採用で補充します)
・レアジョブの「個人情報の取り扱いについて」にご同意のうえ、「interns.ph アットマーク rarejob.co.jp 」宛に題名「説明会ビデオ視聴希望」とメールしてください。
・メールをお送りいただいた方に、3月17日木曜日までに説明会がわりのビデオを視聴できる場所をお教えします。
・そのビデオを視聴した後に、依然としてインターンを希望する場合は、改めて応募していただく形になります。インターンを希望しない場合は、そのまま何も返信しないでいただいて構いません。
・ビデオ視聴後に応募いただく際は、「なぜ海外インターンシップがしたいか」「自分の強みは何か」「長期でフィリピンに滞在するうえでの懸念事項は何か」をそれぞれ200字程度で文章を書いて頂くことを想定していますが、詳しくは説明会ビデオにて説明します。
・ベンチャーはスピードが命。なるべく3月中に、受け入れるインターン3名を確定させたいと考えています。まずは、レアジョブの「個人情報の取り扱いについて」にご同意のうえ、「interns.ph アットマーク rarejob.co.jp 」宛に題名「説明会ビデオ視聴希望」とメールしてください。

ボストン訪問記

いま米国に来ています。

ブラジル事業の視察の帰り、トランジットで訪れた米国東海岸を訪れることにしました。
どこの国にいっても僕がまずすることは、その国の最難関大学に行くことです。
フィリピンではフィリピン大学のキャンパスはほぼ全て行き尽くし、ブラジルではサンパウロ大学にも行ってきました。

だから米国に来た僕が真っ先に向かったのは、ボストンにあるハーバード、MIT、ボストン大学といった学校です。キャンパスを散策し、また、そこで学んでいる友人たちとも話をしました。

そこでうけた一番の印象は、「世界中から優秀そうな奴らが集まっている!!」というもの。
当たり前といえば当たり前なのですが、
いわゆる白人・黒人・ヒスパニックのほか、東アジア系、南アジア系と思しき人などがたくさんいます。
僕はすっかりうれしくなりました。

まだ2日間しかいない中の結論ではありますが、米国とは、世界中から超優秀な人材が集まるように仕組み化された場所かもしれないと思うようになりました。

まずその「仕組み」ですが、ベースは多様性を認め合うことにあるようです。
友人たちは言っていました。
「小学生のころから多様性の教育が始まる」
「というか小学生のころはそれしかしていない印象。算数とか小学3年生でもかけ算すら怪しい。それ以前に、価値観認めあう教育をしている」
「また、ビジネススクールでも、4割は外国人留学生を集めるようにしている」
「また授業中にネームプレートを自分の机の前に掲げるが、そこには人種差別反対とかメッセージを発信する人が多い」
「この国ではフェアネスが大事。多様性を認めるにはそれしかない」

そして人々が多様な分だけ、競争させるときはわかりやすい物差しが必要なようです。
「こちらの学生は日本の大学生よりも成績をすごい気にする」
「高校以前も、特にインド系は、いい大学にはいることから逆算して高校生活を過ごさせている」
「ビジネススクールでも競争が大事で、下位5%は退学させられる」
「研究者になると、科研費みたいな予算をとってこれるかどうかで決まる。最悪、研究室を閉じなければいけないことも」

米国でチップが要求されるのも、多様なお客様からのNPSを都度計るうえで最良の方法のように僕には見受けられました。

分子生物学を研究している友人は言っていました。
「日本の方がバイオは研究予算は潤沢にある印象」
「また、実験とか日本人の方が丁寧で信頼はおける」
「日本の研究室では徹夜は多いが、こちらではみんな5時とか8時とかには家に帰る。」
「しかしそれにしては、世間で騒がれているほど日本はバイオに強くないのではないかと現場にいると危機感を感じる。日本から出てくる発見はイマイチ、という印象がある。」
「全体的に米国の方が生産性は高いように思う。」
「おそらくその違いは、科研費のような研究予算の取り方。米国では成果が出そうだという予備実験をしてからとる。日本では予備実験なしにとれる場合もある。科研費を取りに行く段階から成果を追求しに行っているぶんだけ、米国の方が生産性が高いのではないか?」

多様性を認め、しかし物差しはシンプルで、その分、徹底的に成果を求められる競争が待っている。
能力が高いと自負する人々が米国に集う理由が、僕にはわかるように思いました。

しかし一方で、競争の「勝者」は一握り。
「勝者」とは言い切れない人の方が、人口比では圧倒的に多いように見受けられました。

そしてその結果、現場にしわ寄せがきているように感じました。
例えば同じスターバックスでも、米国よりも日本の方がはるかにホスピタリティを感じます。
また、ボストンでレンタサイクルを借りたのですが、それを盗まれ、深夜23時に警察署に行ったところ、うんざりしたような警察官に舌打ちされたり机を叩かれたりしながら応対されたのも今となってはとてもいい思い出です。
もちろん、警察官やスタバの定員が「敗者」だと僕は思っているわけではありません。
現場で自分の仕事に誇りを持っている人の割合が、米国よりも日本の方が多いように感じられた、というだけです。

そして一握りの「勝者」と、それ以外の人たち。
その格差は、米国において富める人にすら悪影響を与えているようです。
保健行政を専攻している友人は言っていました。
「日本は国民皆保険。米国でもそれを目指し、オバマケアがようやくスタートした」
「背景としては、富める人の寿命が長く貧しい人の寿命が短い国では、富める人ですら寿命がそうじゃない国に比べて短くなっちゃうと、わかったことがある」 
どうしてなのか、と僕は聞きました。すると、
「あなたはお金がないから治療を受けられません、早く死ぬしかありません、となってしまう国は、そりゃぁギスギスするでしょ」

そのような話の中、日本の良さは何か、と別の友人に聞きました。
彼は真っ先に言いました。
「日本は・・・メシがうまい!」

これは冗談ではなく、とても本質的な発言だと僕には思いました。
というのも、美味しいご飯を提供するには、一握りの天才では不十分だからです。
農家が丹精込めてつくった野菜や肉を、鮮度を失わないよう流通業者が運び、目利きができるレストランが買って調理し、味の違いのわかる消費者が食べる。これらプロセスのどこが欠けても、おいしいご飯を手ごろな価格で買える国にはなりません。

異文化研修では有名な話ですが、日本は世界の中でも極端に合意志向の強い国と言われています。
合意志向の反対はトップダウンです。
例えば「稟議」は日本にしかない仕組みといわれます。
トップが決断した方向に皆従うわけではなく、一人一人が納得し合意しないと組織が動かない。そんな傾向が他国に比べて強いといわれています。

なので日本は悪く言えば動きの遅い国ではありますが、良く言えば、一人一人の気持ちが大事にされる国であるかもしれません。(そしてそれもあり、東洋の中では珍しく、民主主義が真っ先に浸透したのかもしれません。)

日本人を含め世界の人々が働きたいとより思える国に日本をしていかないと、少子高齢化の進む日本の将来は厳しくなります。
しかし米国のやり方を真似ても勝ち目はないように感じます。
日本ならではのやり方が何かあるのではないかと思っています。
そして僕がレアジョブという企業を経営する中で、それを人々が見つけるお手伝いがしたいなと思っています。
もしかしたらインバウンド、訪日外国人売上を上げるための英語教育サービスってのは、そういうことなのかもしれません。

また、僕のボストンで会った日本人のほとんどは、大学までを日本で過ごし、院やそれ以上になってからアメリカに来た、という人たちでした。
アメリカに来て良かったと思うか、僕は彼らに聞きました。
彼らは異口同音に答えました。「来て良かった」「しかし大学4年間から来れていればもっとよかった」

なぜ大学4年間からなのかを聞きました。
例えばHBS、ハーバード・ビジネス・スクールの友人は言いました。

「HBSの授業は、いわばお笑い芸人のひな壇みたいなもの。教授からの問いかけに対し面白いことを言えた奴が好成績を収める」
「だからここに集まるアメリカ人、生徒の6割のアメリカ人は、吉本の芸人クラスのコミュニケーションの達人。」
「そして残り4割の留学生も、大学とか高校で一度は米国に来ている」
「でも僕たち日本人は、日本で日本語ですらそういう訓練を受けていない。それをいきなり英語で多国籍でやれと言われてもハードルが高すぎる」

いわゆる自然科学を研究している友人も同じ意見でした。
多様性を認め合う中でのチームワーク。
意見を主張し合いながらお互いのよいところを活かし合う。
成果を求めながら徹底的にフェアに徹する。
そういう訓練を、
「もっと早くから受けたかった」「そしたらもっと自分は違っていたかも」
とのことでした。

じゃあ中学や高校から来たかったのか、と尋ねたところ、みなの答えは一緒でした。
「いや、大学からで十分」「高校生活は日本で良かった」

僕が現地で会った日本人の友人の多くは、僕と同じ中高の出身なのでちょっと回答に偏りがあるかもしれません。
しかし、なぜ母校の中高が良かったのかを尋ねたところ、彼らの答えはまたも共通していました。

「そりゃあさぁ、あの学校って、物差し一つじゃなかったじゃん」
「勉強やる奴も、部活やる奴も、運動会頑張る奴も、委員会とか色々いたじゃん。
「頑張る人がカッコ悪いとか、そういう風潮、なかったじゃん」
「だから、加藤くんを含めて、いろんなユニークな人が出てきているじゃん」
「そういう環境って、日本にも世界にも、なかなかないんだよ」

僕は仕事柄、最良の教育とは何かを常に考え続けています。
もしかしたら、答えはシンプルなのかもしれません。
何かに夢中になれる。何かに本気になれる。
それでもう十分に、最良の教育なのかもしれません。

そんなことを、ボストンからニューヨークに向かうアムトラックに揺られながら考えています。

(以上、まだ米国に2日しかいない中の考えであり、思い込みや事実誤認があるかもしれません。)

道理をわきまえた人、道理をわきまえない人



道理をわきまえた人は自分を世界に合わせる。
道理をわきまえない人は、世界のほうを自分に合わせようとして譲らない。
したがって、全ての進歩は道理をわきまえない人のおかげなのだ。
ジョージ・バーナード・ショー


この言葉には、最近読んだこの本で出会った。



多少僕がおかしいと思っても、それは僕が僕があるからです。
大目に見ていただけるとうれしいです。

東京オフィス側は、できるかできないかは考えず、「こうして欲しい」ともっとたくさん言ってください!

「東京オフィス側は、できるかできないかは考えず、
 『こうして欲しい』ともっとたくさん言ってください!!」

これは僕の言葉ではない。
今年7月からフィリピンに常駐し始めた日本人スタッフの言葉だ。

東京オフィス・フィリピンオフィス間のスカイプ・ミーティングで、
彼が、フィリピンオフィス側の意見として、日本側に伝えた。


この言葉は、日本・フィリピン、というか、
日本とそれ以外の国の差をとてもよくあらわしていると思う。

日本人は空気を読む。
フィリピン人を始め外国人も読むは読むが、日本人の読み度合いは圧倒的だ。

そして強みと弱みは表裏一体でもある。
空気を読めるという強みの裏腹として、
「こうして欲しい」という期待を伝える、という習慣は日本人にとぼしい。

「こうして欲しい」とわざわざ言語化するのではなく、
「こうして欲しいですか?」と確認し合うことが
デキるビジネスパーソンの暗黙の了解になっているように思う。

だけど、空気読まない外国人はそうではない。
「どうして欲しいかあなたが言ってくれなければ、
 私にわかるわけがないでしょう!」
というのが立場である。

だからダメ元で、がんがんお願いする。
「こうして欲しい」
「こうして欲しい」
できる外国人ビジネスパーソンならおそらくこう言う。
「私はあなたにこうして欲しい。
 そしてそのときにあなたにはこんなメリットがある」

だからこそ、日本人・外国人の間では、次のようなジレンマがおきがちだ。

日本人
「なんでこちらがやってほしいことを察してくれないのだろう?」
外国人
「なぜ日本人は、どうしてほしいか明確に言えないのだろう」

結果、お互いがお互いのことをあきらめてしまいがちだ。

だから外国人に対して日本人が心がけなければいけないのは、
次のように言うことである。
「こうして欲しい」
「こうして欲しい」
「私はあなたにこうして欲しい。
 そしてそのときにあなたにはこんなメリットがある」

これは外国人のレベルが低いからではない
郷に入れば郷に従え。
自分の要望を、ダメ元でいいから、相手側のメリットを交え伝えきるのが
国際社会で一人前と見なされる基準だからである。

Most frequent flyer

最近毎週のように飛行機に乗っている。
日本フィリピン往復の他、
フィリピンでも各島に住む講師に会いに行っている。

レアジョブの社員200人の中で一番飛行機にのっているのが僕だと思う。
Most frequent flyer賞を僕自身に贈りたい。

来年の予定を考えているが、来年も同様な感じは否めない。
はーー。 ちょっと疲れている。
体調管理に気をつけよう。

坂本桂一師匠からの学び

勝ち姿を描き、
そこから逆算してどうスタートをきるか決め、
そして適切なメンバーと役割分担を決める。

当たり前だが、なかなか実行できていない。
特に新規事業ではおろそかになっている面がある。

ということを、坂本桂一師匠から教わった。

無知や傲慢は痛い目をみないと正せない

無知は傲慢からくる。
傲慢は痛い目を見ないと正せない。
従って、無知も痛い目を見ないと正せない。

しかし痛い目が存亡の危機につながるレベルになると恐ろしい。
そこまでいかないよう、いかにこまめに痛い目に会う機会を持てるか。
組織に限らず、自分を律するうえで工夫が必要だと思う。

10月8日に投稿したブログの内容について

LGBTについて10月8日に投稿したブログの内容により、多くの方に不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。
私は、決して差別感情を表明する者に寛容な社会を望んでいるわけでも、それを認めているわけでもありません。文章全体において、一つ一つの言葉の定義が不明確なまま、読んでいただく方の存在を置き去りにした内容を投稿したことを強く反省しております。
つきましては、8日に投稿したブログの内容は削除させていただきます。
今後は、これを契機にブログを読んでいただく方に配慮し、丁寧な表現を心がけてまいります。
今後もご指導、ご叱咤いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。