フライトの遅延と対策 (航空券/飛行機/乗継便) | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

フライトの遅延と対策 (航空券/飛行機/乗継便)

この1週間半に予定していた8回のフライトで、2回の半日遅延、1回のゲートクローズ、1回の乗継便未手配に遭いました。空港での待ち時間は合計で30時間以上になります。
相当、イライラやきもきはしました。ですが、考えても仕方のないことは考えてもしょうがないです。こういうときこそ、影響を及ぼせることに注力すべきかな、と思います。

というわけで、遅延に対し実行可能なタスクを忘れないようにメモ。

予約時
・ホテルは遅延しても補償してくれない。混んでない都市ならばフライト遅延がないことを確認してから申し込むくらいで構わない

・タイトな乗継が重なるなど、遅延しそうな日程の場合、移動翌日のアポは少なめにしないと迷惑かかる
・予定がざっくり&少々割高な時でも構わないので、3ヶ月以上前から返金可能な航空券(*)を予約しておくことが望ましい。

(*) 返金可能なのは、特典航空券か、Expedia*中華系。同じルートかつ同じ搭乗者が半年以内確定ならばJetstarも。

遅延想定時 (天候や空港閉鎖などで遅延が見込まれる場合)
・48h前から航空会社に連絡し前倒しをお願いする
・毎日飛んでない・乗継便しかないようなマイナーなルートの場合、返金可能な航空券を別航空会社で重複して押さえることを検討する。その方が遅延した際の振替便が数日先で自分で予約必須となった場合に、安く済むことがある。
・空港には3時間前に到着する。空港は輻輳が激しい。新興国なら特にそう。

遅延時
・振替便を具体的に交渉できるよう、別ルートの便をSkyscanner等で調べておく。
・乗継便ありで遅延した際は、最初の便の空港で地上職員や客室乗務員に乗継便の振替または宿泊場所手配をお願いする(契約ではなくサービスで対応してくれる場合あり)
・乗継空港で宿泊場所を自主手配する場合、ホテルやタクシーの領収書は全て保管し、クレカなどの海外旅行保険に請求すれば2-3万円まで返ってくる場合あり
・振替手配を乗継空港で自身が行う場合はフライトの2時間以上前にカウンターに到着しないとJALなど対応できない場合あり
・大混雑している空港では誰も全情報を持っていない。職員を捕まえ、何度も何度もあきらめずに自己主張して、航空会社や入出国の職員を動かす必要がある。特に職員の名前を聞いて笑顔でメモするのは大事。
・同じく遅延している乗客と仲良くなり、言葉を助けてもらったり、情報を共有したり、場所を確保し合ったりすべし。

重要なこと

・航空券はA地点からB地点まで人間と荷物を運ぶ契約に過ぎない。到着日時の保証はもちろん、乗継失敗時のホテル手配だけでなく乗継便確保すら義務ではない。してもらえたらラッキーなサービスにすぎない

・日系航空の日本人職員でない限り黙っていても考慮してくれない。(JAL様さま!)

・こういう時こそ、こまめな自己主張&笑顔が大事